30代という年齢は、人生の中でも特にお金に対する価値観が揺れ動く時期ではないでしょうか。
20代の頃は、ただ目の前の欲しいものを買い、給料を使い切っても「また来月入るからいいや」と楽観的に構えていられました。しかし、30代に突入し、周りの友人が家を建てたり、子供の教育費について話し始めたりするのを見ると、ふと「自分はこのままでいいのだろうか」という焦りが顔を出すことがあります。
「将来のために、今は我慢して貯めるべきなのか」「いや、人生で一番若い今この瞬間にしかできない経験に、お金を投じるべきではないか」
この二つの思いの間で、自分も常に揺れ動いています。
今回の記事では、そんな葛藤を抱えながらも、今の自分が実践している「お金の考え方・使い方」を、飾ることなくありのままに書いてみようと思います。
この記事を書いている自分は、34歳の会社員で独身男性です。同じような境遇の方、あるいはこれから30代を迎える方にとって、何かの気づきになれば嬉しいです。
これが正解だと言い切るつもりはありません。むしろ、この記事を読んでくださっている皆さんと「お金との付き合い方」について対話したいという気持ちで執筆しています。自分はこうしているけれど、皆さんの目にはどう映るでしょうか。ぜひ、自分なりの「今のお金の流儀」と比較しながら読んでいただければ嬉しいです。
1. 「先取り貯金」と「NISA」で、将来への備えを自動化する

まず、お金を守る側面について。自分は「給料が入った瞬間に、使わない金額を強制的に隔離する」という、いわゆる先取り貯金を徹底しています。
意志の弱さを認めることから始めた
以前の自分は、「今月しっかり節約して、月末に残った分を貯金しよう」と考えていました。しかし、この方法で貯金ができた試しはありませんでした。月末になると、なぜか口座の残高は数百円になっているのです。「今月は頑張ったからご褒美に」とか「急な飲み会が入ったから」といった言い訳は、いくらでも作れてしまいます。
そこで自分は、自分の意志の弱さを認めることにしました。意志の力で貯金するのではなく、仕組みで貯金する。具体的には、毎月最低5万円、あるいは状況に応じて15万円と決めた金額を、給料日に別の口座へ移してしまいます。
貯蓄の一部として「NISA」を活用する
さらに最近では、ただ現金を口座に移すだけでなく、貯蓄の一部としてNISA(少額投資非課税制度)を活用した積立投資も組み込んでいます。
具体的には、以下の3つのインデックスファンドを毎月コツコツと積み立てています。
- 全世界株式(オール・カントリー):いわゆる「オルカン」です。これ一本で世界中の企業に分散投資できる安心感があります。
- 全米株式インデックス・ファンド:米国市場全体に幅広く投資し、米国経済の成長を享受するために組み入れています。
- 国内株式インデックスファンド:自分が住んでいる日本の企業にも、バランスを考えて投資しています。
これらも先取り貯金と同様に、給料が入ったら自動的に買い付けが行われるように設定しています。投資と聞くと「難しそう」「損をするのが怖い」というイメージもありましたが、自分にとっては「将来に向けた、少し効率の良い貯金」という感覚です。
「存在しないお金」として扱う
この隔離した貯金や投資分は、最初から自分の中では「存在しないもの」として扱います。残った金額だけで、家賃や光熱費、食費、そして趣味の費用をやりくりする。最初は少し窮屈に感じることもありましたが、慣れてしまえば「これが今月の自分の予算だ」という感覚が定着し、ストレスは驚くほど少なくなりました。
皆さんは、毎月どのような基準で貯金額や投資額を決めていますか?「手取りの何割」という明確な基準がある方もいれば、自分のように「一定額」を決めている方もいるでしょう。また、「インデックス投資だけでなく、もっと個別株や仮想通貨で攻めるべきだ」というご意見もあるかもしれません。ぜひ、皆さんの資産形成術や考え方を教えていただけると、自分の今後の参考になります。
2. 健康と経験には「上限なし」で投資する

貯金や投資で守りを固める一方で、使うべきところには、自分なりの覚悟を持ってしっかりとお金を使うようにしています。特に30代になってから、その優先順位が明確になったのが「健康」と「経験」です。
食料品は「自分への一番の投資」
スーパーでの買い物など、日々の食料品については「健康的だ」と思えるものであれば、金額はあまり気にしないようにしています。
20代の頃は、安さ重視でカップ麺やコンビニ弁当ばかり食べていた時期もありました。しかし、30代に入ってから、食生活の乱れが如実に体調や肌、そして精神的なパフォーマンスに影響することに気づきました。
「体は一生付き合っていく資本であり、自分という資産を運用するためのベースである」
そう考えるようになってから、新鮮な野菜や良質なタンパク質、添加物の少ない調味料などにお金を使うことは、どんな高級ブランドを買うよりも価値のある投資だと思えるようになりました。食費を削って将来病気になるリスクを負うくらいなら、今ここで良質なエネルギーを取り入れる方が、長期的にはコストパフォーマンスが良いはずです。
ここで少しお勧めしたいのは、冷凍ベリーです!とくに自分が好んで食べているのは、冷凍のラズベリーとブラックベリーとブルーベリーの3種類が入っているベリーなんですけどこれにヨーグルトをかけて食べるのが甘酸っぱいくてとても美味しいです!
冷凍ベリーについてはまたまとめて記事にしたいと思います。
旅行先での「体験」をケチらない
また、旅行や遠出した際、気になる有料の観光スポットや体験施設があれば、迷わずチケットを買うようにしています。
かつての自分は、「入館料2,000円か、ちょっと高いな。外から見るだけでいいか」と諦めてしまうことがよくありました。しかし、後になってその場所の特集をテレビや雑誌で見たとき、「あの時、数百円、数千円を惜しまなければ、自分もこの景色を体験できたのに」という、なんとも言えない後悔が押し寄せてくるのです。
この「体験しなかった後悔」という精神的なコストは、意外と高くつきます。今しか見られない景色、今しか感じられない空気感。それをお金で買えるのであれば、30代の自分にとっては非常に安い買い物だと考えるようになりました。
皆さんは、この「健康と経験への投資」についてどう感じますか?「自分も同じ考えだ」という方もいれば、「いや、もっとメリハリをつけるべきだ」「そこまでこだわらなくてもいいのでは」という方もいらっしゃるでしょう。皆さんが「ここにはお金を惜しまない」と決めているポイントがあれば、ぜひ伺ってみたいです。
3. 道具への投資と、ハイスペックゆえの苦い失敗

生活の質や仕事の生産性を高めるための「道具」には、投資を惜しまないようにしています。特に最近、自分の生活を劇的に変えてくれたのがApple製品でした。
MacBookとAirPods Proがもたらした変化
最近購入して本当に良かったと感じているのは、MacBookとAirPods Proです。
それまでは、動作が少し重い古いPCを使っていました。しかし、最新のMacBookに買い替えてからは、起動の速さ、処理のスムーズさ、そして画面の美しさに驚かされました。作業中の「待ち時間」という名のストレスが消え、思考を止めることなくアウトプットに集中できるようになったのは、自分にとって大きな収穫でした。
また、AirPods Proのノイズキャンセリング機能も手放せません。カフェなどの騒がしい環境でも、一瞬で自分だけの集中空間を作れる。この「環境をコントロールできる」という価値は、集中力が切れやすい自分にとって、価格以上のメリットがありました。
【反省】見栄を張ってしまったスペック選び
しかし、ここで一つ、皆さんに共有したい「苦い失敗」があります。それは、MacBookを「ハイスペックにしすぎたこと」です。
購入時、「せっかく大金を払うなら、数年先まで使える最高スペックにしよう」という思いがありました。また、どこかで「プロっぽいハイスペックなマシンを持っている自分」という見栄もあったのかもしれません。
しかし、実際に使い始めてみると、自分の主な作業はブログの執筆や動画の視聴、ちょっとした画像編集くらいです。最新のMシリーズチップの、さらに上位のグレードをフルに活用するような場面は、ほとんどありませんでした。
正直なところ、一つ、あるいは二つ下のグレードにして、その差額で別の周辺機器を揃えたり、あるいは旅行の資金に回したりした方が、自分の幸福度はもっと高かったのではないかと感じています。
「道具への投資」は大切ですが、自分の用途を見極め、適切な「引き際」を知ることも、賢いお金の使い方には不可欠ですね。皆さんはガジェットや道具を選ぶ際、どのような基準でスペックを決めていますか?「大は小を兼ねる」派ですか?それとも「必要最小限」派ですか?ぜひ、皆さんの失敗談や成功談も聞いてみたいです。
4. 趣味を彩る道具たち:納得感のない「なんとなく買い」を卒業する

自分は多趣味な方だと思います。旅行やドライブ、釣り、そしてランニングや筋トレ、散歩といった運動。最近はそれほど力を入れているわけではありませんが、ゴルフも嗜みます。
趣味の世界は、奥が深く、そして何より「道具選び」が非常に楽しいものです。釣りのリールやロッド、ゴルフのクラブ、ランニングシューズ……。新しい道具を手に入れるたびに、次の休日が待ち遠しくなる。その高揚感自体は、人生を豊かにしてくれる素晴らしいものだと思っています。
趣味の投資を否定するつもりはない
誤解してほしくないのは、自分は趣味にお金をかけることを全く否定していないということです。むしろ、本当に好きで、それを使うことで自分の時間がより輝くのであれば、たとえ高価な道具であっても、それは「正しく、良いお金の使い方」だと思っています。
ちなみに自分は前から欲しい釣り具があってそれが10万超えるんですよ笑


シマノが出してる「ワールドシャウラリミテッド」というロッドなんですけど、バットからティップにかけてレインボーが目立ってその中にスコーピオンが写っていて、手持ち部分のコルクと一部ゴールドの装飾がめちゃカッコよくて喉から手が出るほど欲しいのですが値段が高すぎていまだに買えないでいます。(いつか買えることを願ってます!)
しかし、ここで自分自身への戒めも含めて書きたいのは、「納得感のない購入」についてです。
「なんとなく買い」と「周りに流された購入」の罠
かつての自分は、新しい趣味を始める際、あるいは周りの仲間が道具を新調した際、こんな理由で買い物をすることがありました。
- 「みんながこれを使っているから、自分も持っておかないと」
- 「とりあえず一番高いのを買っておけば間違いないだろう」
- 「なんとなく、新しいのが出たから欲しい」
こういった、自分なりの基準や納得感がないままに「なんとなく」で買ってしまった道具は、不思議なほど愛着が湧きません。結局、数回使っただけで物置の肥やしになったり、後から「自分にはもっと別のモデルが合っていたな」と後悔したりすることになります。
特にゴルフや釣りのような「道具の良し悪し」が話題になりやすい趣味では、周囲の目や流行に流されてしまいがちです。でも、30代の今、自分が大切にしたいのは「その道具が、本当に今の自分に必要か」「それを使うことで、自分の趣味の時間がどう変わるのか」という自分なりの納得感です。
自分のレベルと目的に向き合う
たとえ初心者向けの安価な道具であっても、自分が納得して選び、使い倒しているのであれば、それは最高に贅沢な使い方です。逆に、どんなに最高級の道具であっても、そこに自分の意志がなければ、それはただの浪費になってしまう。
趣味を楽しむためのお金だからこそ、誰かの基準ではなく、自分の基準で「正しく使いたい」と強く思うようになりました。
皆さんは、趣味の道具選びで大切にしていることはありますか?「形から入るタイプ」ですか?それとも「使い倒してから買い替えるタイプ」ですか?趣味ゆえの「ついつい買ってしまった」失敗談や、逆に「これは最高の買い物だった」というエピソードがあれば、ぜひ共有してください。
5. これからの展望:正しく使い、正しく貯め、正しく稼ぐ

ここまで、自分の今の「お金の使い方」についてお話ししてきました。
30代の今、自分が強く意識しているのは「お金を正しく扱う」ということです。
正しく扱うとは、ただ節約することでも、ただ浪費することでもありません。「自分は何に価値を感じ、何に幸せを感じるのか」という自分自身の価値観に、お金の使い方を一致させていく作業だと思っています。
まだまだ、コンビニでなんとなくお菓子を買ってしまったり、SNSの広告に釣られて不要なものをポチってしまったりと、無駄遣いをしてしまうこともあります。でも、そのたびに「今の使い方は、自分の理想に合っていたかな?」と問い直すようにしています。
そして、今後は「守る(貯める)」だけでなく、新しく「稼ぐ」ことにも、もっと貪欲に挑戦していきたいと考えています。このブログもその一つですし、他にも自分のスキルを活かして誰かの役に立ち、その対価をいただく。そうして得たお金を、また健康や経験に投資し、さらに自分をアップデートしていく。そんなポジティブなサイクルを回していきたいです。
これが、今の自分の精一杯の「お金の流儀」です。
皆さんの目から見て、自分のやり方はどう映りましたか?「そこはまだ甘いよ」「自分はこうして資産を増やしているよ」「その失敗、自分もやったことある!」など、どんなことでも構いません。
皆さんのコメントやアドバイスをいただくことで、この記事は本当の意味で完成すると思っています。
一緒に、30代の賢いお金との付き合い方を考えていきましょう。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


コメント